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FIA GT1世界選手権 第1戦ヤスマリーナ:マイケル・クルムのGT-Rが9位で予選レースへ。

2010年4月17日

FIA GT1世界選手権の最初のレースの予選は、ヤスマリーナサーキットの第8ターンで起きたアクシデントのために中止となりました。事故を起こしたのはナターシャ・ガハナングがドライブするマテックコンペティション・フォードGT。スイス人ドライバーが運転するフォードは、第8ターンを曲がれず直進しエスケープゾーンを超えセーフティバリアにヒットしました。セーフティクルーが駆けつけたときナターシャは意識がありました。

ナターシャは足を骨折しており、サーキットのメディカルセンターに運ばれFIAのメディカルスタッフや地元の医療チームの治療を受けました。その後精密検査を受けるためにヘリコプターでアブダビのシェイク・カリファ病院へ移送されました。FIAのメディカルチームはナターシャは意識もあり、生命には支障がないとレポートしています。

ターン8で撮影していたTVカメラマンもこの事故で怪我をしました。グリーンライトテレビジョンのカメラマン、ロブ・ハードマンは自分のカメラで顔面を強打し、鼻を骨折しているようです。サーキットのメディカルセンターで治療を受けたあと、救急車で病院に運ばれました。

レースディレクターは、とるべき安全措置に時間がかかることから予選セッションの終了を決断しました。明日の予選レースのスタートグリッドは、第1予選セッションでの結果を元に決まりました。
#13 フェニックスレーシング/カースポーツ・コルベットZ06をドライブしたアンドレアス・ツバーがアクシデント前の予選セッションで最速タイムを記録し、明日の予選レースではコ・ドライバーのマーク・ヘネリッチがポールポジションからスタートします。

予選セッションでは日産GT-Rは23号車のNISSAN GT-Rを駆るSumo Power GTのミハエル・クルムが9位、もう1台は19位、Swiss Racing Teamから参戦した2台のGT-Rは、4号車の荒聖治が13位、3号車のカール・ヴェンドリンガーが14位につけています。

NISMOプレスリリース

2010年FIA GT1世界選手権開幕戦は4月16日(金)、アブダビのヤス・マリーナサーキットで予選走行が行われ、23号車のNISSAN GT-Rを駆るSumo Power GTのミハエル・クルムが9位につけて、明日行われる決勝レースのグリッドを決めるための予選レースを迎える。

Swiss Racing Teamから参戦した2台のGT-Rは、4号車の荒聖治が13位、3号車のカール・ヴェンドリンガーが14位につけた。Sumo Power GT、2台目のGT-Rは、最後のアタックをかける前に予選セッションが短縮されたため、19位であった。

水曜日に行われた性能調整テストの結果、NISSAN GT-Rは4台全車に、他車を上回る30kgのウェイトが搭載された。今年から世界選手権となったシリーズの予選は3セッションからなるノックアウト方式であったが、昨晩行われた予選では、1回目のセッション終了2分前にMatech Ford GTが大きなアクシデントを起こしたために赤旗中断となった。このクラッシュによってコースのセーフティバリアが破損した為、この時点で予選が終了となった。

この結果、赤旗が出た時点での順位が、翌日行われる予選レースでのグリッド・ポジションとなった。

セッションが中断する前にアタックをかけたミハエル・クルムにとっては、ラッキーな展開となった。「Fordのドライバーが無事だと聞いて、安心しました」とクルム。「アクシデントが起きた場所はこのコースでも一番速度の高いポイントなので、ひどい事故なのではと心配でした。僕は中古タイヤで走り始めたのですが、アクシデントが起きた時は新品のタイヤに履き替えていたので、僕たちにとってはツキがありましたね。もっと上位に行けなかったことは残念ですが、明日のレースでポイントを狙える位置につけたと思います。全く新しいチームでスタートし、シーズン前のテストの回数も限られていたことを考えれば、この予選結果は上々の内容ではないでしょうか」

13位につけたSwiss Racing Teamの荒は「今日は新品タイヤを2セット使いました」と語った。「最初のセットでアタックをかけようとしたら、何周もクリアラップが取れなかったのでピットインして、2セット目に換えました。そしてもう1度、と挑戦したアタックであのタイムが出ました。この週末の間、マシンの状態はどんどんよくなっていて、上り調子です。残りの2セッションも走りたかったけれど、あのアクシデントでは仕方がないと思います。クラッシュしたドライバーが無事で、すぐに復帰できることを願っています」

2010年FIA GT1世界選手権開幕戦は、4月17日16時(現地時間)から予選レースが行われ、決勝レースに向けてのグリッドが争われる。決勝のチャンピオンシップ・レースは、その後、19時45分(同)にスタート。

Qualifying
Pos Car Class Drivers Car Time Laps Gap Avg
speed
1 13 GT1 Zuber / Hennerici Corvette Z06 02:06.780 7 0.000 158
2 9 GT1 Makowiecki / Dumas Aston Martin DB9 02:07.705 3 0.925 157
3 2 GT1 Bernoldi / Ramos Maserati MC12 02:07.763 4 0.058 156
4 11 GT1 Maassen / Mu”ller Corvette Z06 02:08.049 5 0.286 156
5 1 GT1 Bertolini / Bartels Maserati MC12 02:08.070 4 0.021 156
6 12 GT1 Salo / Kuismanen Corvette Z06 02:08.078 4 0.008 156
7 24 GT1 Kox / Haase Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:08.090 7 0.012 156
8 7 GT1 Turner / Enge Aston Martin DB9 02:08.143 5 0.053 156
9 23 GT1 Krumm / Dumbreck Nissan GT – R 02:08.287 7 0.144 156
10 40 GT1 Leinders / Martin Ford GT Matech 02:08.322 8 0.035 156
11 5 GT1 Mutsch / Grosjean Ford GT Matech 02:08.463 6 0.141 156
12 33 GT1 Margaritis / Heger Maserati MC12 02:08.494 7 0.031 156
13 4 GT1 Ara / Nilsson Nissan GT – R 02:08.610 7 0.116 156
14 3 GT1 Wendlinger / Moser Nissan GT – R 02:08.652 7 0.042 155
15 41 GT1 Palttala / Kuppens Ford GT Matech 02:08.737 7 0.085 155
16 34 GT1 Bobbi / Longin Maserati MC12 02:08.787 6 0.050 155
17 37 GT1 Ja”ger / Basseng Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:08.798 6 0.011 155
18 10 GT1 Piccione / Hirschi Aston Martin DB9 02:09.046 7 0.248 155
19 22 GT1 Hughes / Campbell-Walter Nissan GT – R 02:09.446 6 0.400 154
20 8 GT1 Nygaard / Mu”cke Aston Martin DB9 02:09.629 6 0.183 154
21 6 GT1 Gachnang / Allemann Ford GT Matech 02:09.964 6 0.335 154
22 25 GT1 Zonta / Daniel Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:10.261 7 0.297 153
23 38 GT1 Pastorelli / Schwager Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:10.628 8 0.367 153
24 14 GT1 Hezemans / Piccini Corvette Z06 02:16.352 3 5.724 147
Session Notes
Weather dark
Track conditions dry
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FIA GT1世界選手権 第1戦ヤスマリーナ:フリー走行でGT-Rは6番手と12番手。

2010年4月16日

FIA GT1 世界選手権がアブダビのヤスマリーナサーキットで開幕しました。

5つの異なる自動車メーカーの車両が出場し、30℃を越す砂漠の中で行われたフリープラクティスセッションでトップ6が決まりました。
#5マテックコンペティション・フォードGTをドライブするスイス人ドライバーのロマン・グロージャンが2:07.580でトップタイムでした。
ヴィタフォンレーシングチーム・マセラティMC12をドライブするマイケル・バーテルスが2:08.714で2番手のタイム、#14フェニックスレーシング/カースポーツ・コルベットZ06をドライブするアンドレア・ピッチーニが2:09.019で3番手でした。

日産GT-R勢は、#22 スモウパワーGT-R(ヒューズ/キャンベル・ウォルター組)が02:09.760で6番手、#4 スイスレーシングGT-R(荒/ニルソン組)は02:10.230で12番手でした。

グロージャンは初めての真剣な走行に喜びを隠せず、「とてもよいセッションでした。2日前に初めて乗ったのですが、チームの努力によりどんどん良くなってきています。バランスもすばらしいです。ニュータイヤでセッションをスタートしてドライブし、その後トーマスに交代しました。第2セッションと予選に向けてどのように改良していくかを考えはじめなくてはいけません。フォーミュラ1で走ったことがあるのでヤスマリーナのコース自体は分かっていましたが、フォードGTでここをドライブするのとF1とでは比較が難しいですね。まぁ、左は左、右は右というのは同じなんですが、2つの正しいラインがあるんですが、その間をできるだけ速いスピードで走らなくてはいけません。」とコメントしています。

バーテルスも健闘しましたがマテック・フォードGT1のほうが上回りました。「このセッションはそんなに悪くはなかったです。フォードとの差はそんなに大きくないから、その差をできるだけ縮めなくてはいけません。他のマシンとは1秒以内の差なのですが、フォードだけやたらと速いのがなぜか分かりません。どんなサーキットでも同じように、ここのサーキットでは彼らは彼らの秘密があるのでしょう。ヤスマリーナは世界中のほかのサーキットに比べて非常に長くて大きく異なるので、彼らはここを特によく知っているのかもしれません。ヤスマリーナサーキットはとてもエキサイティングで、サーキットとしてのあらゆる条件がそろっています。テクニカルな部分、ハイスピードな部分、ロースピードな部分、ミディアムスピードな部分。昨年のクルマと今年のクルマで大きく異なるところは、馬力を減らした点ですが、このクルマを運転するのはとても楽しいです。」

#14フェニックスレーシング/カースポーツ・コルベットZ06でマイク・ヘゼマンスとパートナーを組むアンドレア・ピッチーニもヤスマリーナサーキットのファンの一人です。「このサーキットはシルバーストーンやスパのような歴史のあるサーキットと比較するのはとても難しいくらい、あらゆる点において新しいサーキットのように感じます。前半はとてもよいのですが、後半はどれも同じ90度コーナーばかりでそんなにエキサイティングではありません。でも、施設はとてもすばらしいですから観客にとってすばらしいサーキットでしょう。」

プリクオリファイングセッションは現地時間の16:10、予選は19:30にスタートの予定です。

フリープラクティス
順位 No. クラス ドライバー 車両 タイム ラップ 平均
スピード
1 5 GT1 Mutsch / Grosjean Ford GT 02:07.580 19 0 157
2 1 GT1 Bartels / Bertolini Maserati MC12 02:08.714 14 1.134 155
3 14 GT1 Hezemans / Piccini Corvette Z06 02:09.019 5 0.305 155
4 2 GT1 Ramos / Bernoldi Maserati MC12 02:09.357 0.338 155
5 8 GT1 Mu”cke / Nygaard Aston Martin DB9 02:09.605 20 0.248 154
6 22 GT1 Hughes / Campbell-Walter Nissan GT – R 02:09.760 6 0.155 154
7 33 GT1 Heger / Margaritis Maserati MC12 02:09.878 21 0.118 154
8 7 GT1 Turner / Enge Aston Martin DB9 02:09.891 16 0.013 154
9 34 GT1 Bobbi / Longin Maserati MC12 02:09.949 22 0.058 154
10 6 GT1 Gachnang / Allemann Ford GT 02:10.032 22 0.083 154
11 25 GT1 Zonta / Daniel Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:10.044 17 0.012 154
12 4 GT1 Ara / Nilsson Nissan GT – R 02:10.230 16 0.186 154
13 40 GT1 Leinders / Martin Ford GT 02:10.248 17 0.018 154
14 11 GT1 Maassen / Mu”ller Corvette Z06 02:10.248 11 0 154
15 41 GT1 Palttala / Kuppens Ford GT 02:10.402 27 0.154 153
16 24 GT1 Kox / Haase Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:10.795 3 0.393 153
17 9 GT1 Makowiecki / Dumas Aston Martin DB9 02:11.131 16 0.336 152
18 37 GT1 Basseng / Ja”ger Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:11.214 10 0.083 152
19 38 GT1 Pastorelli / Schwager Lamborghini Murcielago 670 R-S 02:11.622 19 0.408 152
20 10 GT1 Piccione / Hirschi Aston Martin DB9 02:12.475 27 0.853 151
Session Notes
Weather sunny/hot
Track conditions dry
No comments

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日産車がFIA GT1世界選手権のオフィシャルカーに

2010年4月14日

FIA GT1 Swiss Team Nissan GT-R

アブダビでの開幕戦を週末に控えた今日、FIA GT1世界選手権の主催者であるSROは2010年の FIA GT1選手権のオフィシャルカーは日産車になると発表しました。
セーフティカーは、英国スーパーバイク選手権同様R35 GT-Rになると考えられます。
アブダビでは今日、最終的な性能調整テストが行われます。

日産自動車は、2010年のFIA GT1世界選手権にオフィシャルカーを供給することになった。本契約では、日産は各イベントにつき4台の車両を供給し、日産の高性能車がオフィシャル・セーフティ・カーを務める。

日産からは、英国を拠点とするSumo Power GTと、スイスのSwiss Racing Teamが、それぞれ2台のNISSAN GT-Rをこのシリーズに参戦させる。日産がFIA世界選手権のシリーズに正式参加するのは、およそ20年ぶりのこととなる。

FIA GT1世界選手権のプロモーターであるステファン・ラテルは「GT1世界選手権のプランに関する話し合いのかなり早い段階から、我々の頭の中には日産があり、また、それ以来、日産も積極的にGT1世界選手権を支持してきてくれました。今回、契約が合意に達したことを非常に喜んでいます。日産にとっては、 GT1世界選手権は、GT1仕様のNISSAN GT-Rと共に、日産の様々な車両をグローバルに披露する絶好の舞台となるでしょう。NISSAN GT-Rは、世界各国において日産を象徴する車両であり、そのレーシングマシンが世界選手権レベルでの競技に登場するということで、我々も非常に楽しみにしています」と語った。

日産自動車の執行役員であり、ニスモの社長でもある宮谷正一は、「日産の中でFIA GT1選手権への参戦は非常に盛り上がっており、NISSAN GT-Rが世界の名マシンと共に実戦でコースに登場するとなれば、とても見応えがあるだろう。またこの契約は、日産の高性能車の評価を更に上げるキーになると考えている。オフィシャルカーを提供するというコース上での戦い以外の露出を図ることで、世界各国の熱心な自動車ファンに日産ブランドを浸透させることにもなるだろう」と語った。

なお、本契約は2012年まで延長するオプションが含まれている。

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FIA GT 2010: スモウパワーGTチームが2台目のドライバーを発表

2010年3月23日

2010年FIA GT世界選手権の開幕が近づき、スモウパワーGTチームはドライバーを発表しました。2月に発表されたマイケル・クルムとピーター・ダンブレックに加え、ウォーレン・ヒューズとジェイミー・キャンベル・ウォルターが600hpを誇る R35 2010 GT1 レースカーのドライバーとしてアサインされました。

英国ノーフォークにあるスネッタートンサーキットで今週、二人のドライバーはテストを行い、今年のレースカーに好感触を持った模様です。

ウォーレン・ヒューはベテランGTレーサーで、過去9年間GTレースやツーリングカーレースに参戦しています。ル・マン24時間レースLMP2クラスでの優勝を始め、ルマン24時間レースには6回の出場経験があります。ウォーレンはGT-Rでの参戦をとても楽しみにしています。

「私が初めてFIA GT1 世界選手権の話を聞いたとき、参戦したい!とすぐに思いました。スモウパワーGTチームでのテストに招待されたとき、シートが獲得できることを心から望みました。そしてついにその機会がやってきたのです。」
- ウォーレン・ヒューズ(スモウパワーGTドライバー)

ジェイミーは13年間のレース経験があり、FIA GT選手権、ブリティッシュGT選手権、ルマン24時間レース(5回)に出場しているドライバーです。

「今シーズン、スモウパワーGTをドライブすることをとてもうれしく思っています。新しい選手権に参戦できること、生まれたばかりの新しいチームに関われることは本当にすばらしいです。さまざまな国のさまざまなサーキットを転戦するGT選手権にカムバックできることも楽しみです。」
- ジェイミー・キャンベル・ウォルター(スモウパワーGTドライバー)

第1戦アブダビの前に、来週英国シルバーストーンサーキットで最後のテストセッションがあります。

Link: Sumo Power GT Website
Link: FIA GT World Championships Website
Source: Planet LeMans

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FIA GT 2010: Swiss Racing TeamがGT-Rを初テスト

2010年2月10日

2010年のFIA GT選手権にGT-Rで参戦する2チームのうちのひとつ、Swiss Racing Teamsが新車の Nismo FIA GT1 Nissan GT-R をヨーロッパで初めてテストしました。参加したドライバーはチームのドライバー3人。

テストはポルトガルのアルガーヴサーキット(Algarve Circuit)で行われ、悪天候の中でしたがカール・ヴェンドリンガー、アンリ・モサー、マックス・ニルソンの3名が順番にドライブしました。

「2台のGT-Rはどちらも完璧です。ドライバーもとてもよくハンドリングしていました。カール・ヴェンドリンガーとアンリ・モサーも大変よく協力し合ってました。この二人の身長がほぼ一緒なのも完璧ですね、ドライバー交代のときに有利ですから。」
- Othmar Welti チーム監督

セカンドカーについては、マックス・ニルソンとチームメート候補のシザー・カンパニコと交代でテストし、どちらもすばらしいパフォーマンスを見せていました。第4ドライバーについての結論についてはSwiss Racing Teamはまだ出せていないようですが。

テストやレースカーのセッティングは悪天候のためすべて予定通りには終われませんでしたが、チームは2月21日~22日のポールリカールでのテストにまだチャンスが残っています。

リンク: Swiss Racing Team 公式ウェブサイト

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